こんにちは。
【 ONE ORDER 】企画室の青山です。
いよいよ始まりました。
今年も関東地方は猛烈に暑い日が続く…
本格的に体調管理、必要ですね。
さて、前回の記事では
夏の現場での水分補給について「糖分」に注目しました。
暑い日に冷たいスポーツドリンクや炭酸飲料など、
一気に喉に流し込むの、最高ですよね。
しかし、ゴクゴクと勢いよく飲みすぎるのはNG。
・「単糖」という落とし穴がある
・ブドウ糖(単糖)の分解にビタミンB1が必要
・ビタミンB1の欠乏が体のだるさにつながっている
ということを、
知ってもらえたかと思います。
今回は、
「じゃあ、何を飲んだらいいの?」という疑問に
お答えします。
ずばり、「自家製スポーツドリンク」です。
「ゆっくり分解される糖分を飲む」
口から入った食べ物のうち、炭水化物は体内で分解され
溶けやすく、体に吸収されやすい糖の最小単位「単糖」になります。
炭水化物を多く含む食べ物は…
・お米
・パン
・麺類
・いも
これらを食べると、およそ5〜6時間かけて「単糖」に。
炭水化物 → 糖質 → 多糖類 → 二糖類 → 単糖
このような分解の段階をたどります。
清涼飲料には単糖(異性化糖)で甘みを加えているので
ゴクゴクと数口飲むと、急激に血糖値が上がります。
単糖の一つであるブドウ糖が一気に体内に吸収され
ビタミンB1が欠乏し、めまい、倦怠感、思考力の低下などを
引き起こします。
建築現場では、めまい、倦怠感、思考力の低下は
ほんとうに危険な事故につながってしまいます。
「一気に体内に吸収されないような糖分」、
つまり、単糖になる前の段階の糖分を選ぶことで
ビタミンB1の急な欠乏を和らげられます。
自家製スポーツドリンクのレシピ
作り方はとても簡単。
下の材料を混ぜるだけ。
材料
・水 または、ココナッツジュース 250〜350ml程度
・天然塩 ひとつまみ
・レモン ひとしぼり(15〜30ml程度)
・はちみつ または、メープルシロップ 小さじ1杯
ココナッツジュースは無添加のものをAmazonなどで購入できます。
もちろん、水でも大丈夫。
参考文献
参考にした文献はこちら
「食べる水」が体を変える
ー疲労・肥満・老いを遠ざける、最新の水分補給メソッド
著者
ダナ・コーエン(医学博士)
ジーナ・ブリア
飲料業界への忖度を一切排した、水分補給の最新バイブルです。