「建材探訪」─ Vol.02
日頃見落としがちな「建材の魅力」。
その背景にある物語に触れると、施主様にもオススメしたくなるはずです。
こんにちは。
ONE ORDER 企画部の青山です。
ひなまつりが過ぎ、いよいよ春の気配が色濃くなってきました。
桜、楽しみですね。
さて、今回の「建材探訪」は…
知れば知るほど、人にオススメしたくなる「内装材」について。
思わず施主様にオススメしたくなる、
子どもたちの未来のための「内装材」とは…
ウッドワンの「建材づくり」から
未来に思いを馳せてみる。
「建材なんてどれも一緒でしょ…」
などと、あなどること無かれ。
日本人の建材の起源を知れば、たとえ内装材の選定一つにしても国づくりや資源の継承に直結していることが分かります。
「環境に優しい」という使い古されたフレーズに食傷気味の私たち現代人に、大切なことが見えてきます。
日本人が樹木を育て、食料採集や建材として活用しはじめたのはいつの頃からかご存知でしょうか?
今から5000年以上も前、三内丸山遺跡、鳥浜遺跡などでは植樹、育樹の形跡が観察されています。
これは人類史においても大変めずらしいこと。
以来日本人は孫子の世代のために木を育ててきたのです、自分たちの世代では使えないのに!
「子どもたちの未来」を大切にする祖先たちの果てしなく長い取り組みのおかげで、私たちの今があるのだなぁ、と森を見ては思うのです。
再造林率100%から生まれる「内装材」
そんな日本の資源継承の精神を企業として取り組んでいるのが、ウッドワンさん。
例えば、
ONE ORDER で取り扱っているウッドワンさんの「枕棚」は…
➀ 認められ続けている証。超ロングセラー商品!
➁ 200㎏の重みにもたわまない。安心の強度!
➂ 3本の桟木にポンと置くだけ。かんたん施工!
…という、とても優秀な特徴があるのはもちろんなのですが、なんといっても今回はこの特徴を推したい。
ウッドワンさんといえば…
〈木を植えて森を育てる。
育てた木を切って、使う。そしてまた植える。〉
という一貫生産体制です。
植林→ 育林→ 間伐→ 伐採→ 製造→ 加工→ 植林
植林から造林・製造までの一貫生産体制を確立し、品質にこだわったモノづくりをしている、木質系総合建材メーカーです。
もちろん、この「枕棚」も例外ではありません。
「え、森を切ったら環境破壊では?」
そんな声がときどき聞かれますが、大丈夫!
むしろ、そのほうが良い場合もあります。
資源としての木材と環境保全(とくにCO2関連)についてはウッドワンさんのカタログに詳しいのでぜひご覧になってください。
施主様が日本人の森林資源に対する取り組みを知ってくだされば、子どもたちの未来もより良くなりそうですよね。
ウッドワンの内部収納カタログ